ラジオNIKKEI賞(GIII・3歳OP・ハンデ・芝1800m)に抽選で出走が決まった注目馬4頭について、関係者のコメント。
■ゼーヴィント(牡3・美浦・木村哲也)について、木村調教師。
「今週(6/29)の追い切りは、他の厩舎の馬が来て集中し切れていない部分もありましたが、しっかり動かせていましたし、ゴール板を過ぎてからも負荷をかけて修正できたと思います。時計的には先週の方が良かったですが、内容は今週の方が上ですね。レースは日曜日ですし、もし足りないようなら微調整しようと思います。
今年5戦目でコンスタントに走っていますが、馬も我慢してくれています。今回の結果で今後も決まるでしょうし、このレースで夏休みにしてあげたいと考えていますので、良い競馬ができればと思います。ハンデ(54キロ)も恵まれましたし、期待したいです」
■アップクォーク(牡3・美浦・中川公成)について、中川調教師。
「折り合い重視の追い切りをしましたが、元々稽古は動きますし、今週(6/29)も動きは良かったです。前走(早苗賞・500万下・1着)はゲートで尻っぱねをしてスタートで遅れましたが、ちゃんと出さえすれ先行力もありますし、福島の小回りコースも問題ないでしょう。ハンデの53キロは恵まれましたし、このメンバーでどんな競馬をしてくれるのか期待しています」
■ミライヘノツバサ(牡3・美浦・伊藤大士)について、伊藤調教師。
「先週ビッシリとやっていますので、今週(6/29)はラストだけ確認程度の追い切りでしたが、良い動きでした。福島の小回りは適性があると思います。ただ開幕週で速い時計の決着になると分が悪そうなので、できれば雨が降ってほしいですね。骨格からするとまだ細い感じもありますので、もう少しドッシリしてくれればと思います。
セレクトセールで歩きが良かったので、オーナーと相談して購入を決めました。青森産ですし、この馬名からも人気がありますね。今回の53キロは恵まれたと思いますし、皐月賞(GI・12着)で強いメンバーと走った経験が生きてくれればと思います。秋に大きいところを狙っていけるのかどうか、3歳馬同士の今回の一戦で今後の路線を決めるので、ここでどのような競馬をしてくれるかですね」
■ピックミータッチ(牡3・美浦・藤沢和雄)について、杉原誠人騎手。
「今週(6/29)は気分良さそうに走っていましたし、前走勝った時の良い状態を維持しています。元々能力は高い馬でしたが、我の強いところがあってその点に気を遣いながらやっています。稽古ではそういう面は見せませんでしたが、レースでは先頭に立つとフワッとする面があって、これまで本気で走っていないので、そのあたりを気をつけたいですね。小回りの福島は良いと思います。スタートが上手ですし、流れに乗って競馬をしたいです。ハンデも53キロですし、期待したいですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)
過去5年のラジオNIKKEI賞の複勝圏内馬
日付 | 馬名 | 性別 | 年齢 | 騎手 | 人気 | 着順 |
15年 | アンビシャス | 牡 | 3 | ルメール | 1 | 1 |
15年 | ミュゼゴースト | 牡 | 3 | 柴田善臣 | 4 | 2 |
15年 | マルターズアポジー | 牡 | 3 | 武士沢友 | 12 | 3 |
14年 | ウインマーレライ | 牡 | 3 | 松岡正海 | 5 | 1 |
14年 | クラリティシチー | 牡 | 3 | 内田博幸 | 1 | 2 |
14年 | ウインフェニックス | 牡 | 3 | 石橋脩 | 7 | 3 |
13年 | ケイアイチョウサン | 牡 | 3 | 横山典弘 | 8 | 1 |
13年 | カシノピカチュウ | 牡 | 3 | 西田雄一 | 14 | 2 |
13年 | アドマイヤドバイ | 牡 | 3 | 池添謙一 | 5 | 3 |
12年 | ファイナルフォーム | 牡 | 3 | 戸崎圭太 | 2 | 1 |
12年 | ヤマニンファラオ | 牡 | 3 | 安藤勝己 | 1 | 2 |
12年 | オペラダンシング | 牡 | 3 | 江田照男 | 16 | 3 |
11年 | フレールジャック | 牡 | 3 | 福永祐一 | 2 | 1 |
11年 | マイネルラクリマ | 牡 | 3 | 松岡正海 | 3 | 2 |
11年 | カフナ | 牡 | 3 | 柴田善臣 | 1 | 3 |
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これらの馬が活躍しているコース
コース | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
京都・芝1800外 | 3- 2- 3- 2/10 | 30.00% | 80.00% | 102 | 162 |
東京・芝1800 | 2- 5- 4-13/24 | 8.30% | 45.80% | 50 | 128 |
東京・芝1600 | 3- 4- 4-14/25 | 12.00% | 44.00% | 38 | 88 |
中山・芝1800 | 4- 1- 5-14/24 | 16.70% | 41.70% | 219 | 127 |
中山・芝2000 | 2- 1- 5-12/20 | 10.00% | 40.00% | 73 | 101 |
阪神・芝1800外 | 2- 0- 2- 6/10 | 20.00% | 40.00% | 40 | 180 |
東京・芝2000 | 2- 2- 3-11/18 | 11.10% | 38.90% | 40 | 160 |
中山・芝1600 | 2- 3- 2-18/25 | 8.00% | 28.00% | 42 | 58 |
東京・芝1400 | 0- 0- 3-12/15 | 0.00% | 20.00% | 0 | 49 |
京都・芝1600外 | 1- 0- 0-10/11 | 9.10% | 9.10% | 53 | 18 |
京都競馬場芝1800mのOP特別を勝利している
ブラックスピネルはまず注目か?
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ブリード~血統で勝つ~(ラジオNIKKEI賞)
ゼーヴィント
父 ディープインパクト 母 シルキーラグーン父父 サンデーサイレンス 母父 ブライアンズタイム
5戦中4戦は最速の上り。終い確実の脚で他馬を差し切る!!!
JRA唯一の3歳馬限定ハンデ重賞であるラジオNIKKEI賞。
東京優駿で出走できなかったり、好走できなかった馬が出走してくる事が多いが
昨年の優勝馬アンビシャスなどGIを賑わす強馬も出てきており見逃せない1戦となっている。 そんなラジオNIKKEI賞、ここ5年で優勝馬を2頭を輩出しているディープインパクト産駒に注目したい。
今年の出走登録馬にディープインパクト産駒はゼーヴィント1頭だけ。
ゼーヴィントの前走プリンシパルSはスタートで後手を踏み後方からの競馬に。
それでも上がり最速の脚を繰り出し3着を確保するなど類い稀なる脚力を証明する格好に。
キャリア5戦中、4戦で上り最速を計時しており同馬の脚力は本物と見て問題はない。
ハンデがどう出るかだがこの馬の能力さえ発揮できれば勝ち負けまでは見越せるはず。
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